Sivas Divriği Kaymakamlığı
Sivas Divriği Camii ve Darüşşifası
ディヴリーイ地区長
大モスクの公式ホームページ
United Nations Educati Divrigi

大モスク

テキストに耳を傾ける

大モスクは、南東方向に長方形に設計され、完全に切石で覆われた構造をしている。モスクへの入口のある北、西、東の各側に3つのモニュメントの扉がある。内部は八角形の各位置をひとつにする二重の尖頭アーチによって、異なる大きさの25の区画に分けられている。大きなミフラーブの前は尖端のとがった、中央部は楕円型のドームで覆われている。八角形の照明がある中央部のドームは、八角形のピラミッド型の円錐に覆われている。南東にあるベイ・マフフィルも連結されたアーチ型の天井で注目されている。

モスク内部は、扉に関してはシンプルである。礼拝を行う人々の注意力が散漫にならず、神への畏怖の念や平穏な気持ちを崩さないために、シンプルなものを選択したと言うことができる。モスクのテキスタイル扉側に残る柱は、スレイマン1世時代にミマール・スィナンよって強化された。君主の扉側にある細い柱はオリジナルである。モスク内部の天国の扉の裏側には、石が一つ埋め込まれた二つの預け箱がある。人々はどこかへ行くとき、貴重品や装飾品をここに預けた。戻ってきたとき、預けたものは出かける前と同じ状態のままだった。そのすぐ横には寄付の石がある。慈悲深い人々が施しをこの石の中に入れておき、それを必要とする人たちが必要な分だけもらって行った。これは、「手を差し伸べた人のことを、受け取る側が知らないこと」と言われ、貧しい人々を傷つけず名誉を守ることに重きをおいた思いやりの心の表れである。

天国の扉の裏側の左には、鉄の成分から取られた酸化鉄の染料で塗られた槍やたいまつのモチーフがある。槍は強さ、たいまつは学問の象徴である。天国の扉の上にあるヴォールトにある鍾乳石は涙を表している。ミフラーブの左側に位置する病院にある霊廟に開かれた二つの扉は、モスクと霊廟とをつなぐ役割を果たしている。

モスクの北西の角にある円柱型でバルコニーがひとつの切石のミナレットは唯一のものではない。碑文には、ミナレットが1565年にオスマン帝国皇帝スレイマン1世によってつくられたことが書かれている。このとき、建築物の内部が修繕されたことも知られている。

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